毎週投稿していた花玉漫画(全4話)の最終話であります!
前回、前々回、前前々回は以下です。
こうして追ってきた花玉の生活も、今回で終わりです。
短いお話の群生でしたが、ここまで見ていただけたなら嬉しい限りですね!
もはやこの最終話のこれが描きたかったみたいなお話なのです……。
最後1ページだけ蛇足もありますョ……。
小ネタなど
- タイトル「星」
これまでは花玉チャンがいろいろ食べる側でしたが、今回だけは食われる側に回るお話です。
星に帰すみたいな……。
あるいは、小さな命が死ぬ時に「星になった」と表現することもあるので、なんか、そういうふわっとした思いがあります。 - 「大漁だったのだ」という割には少ない具
ほぼ白湯みたいなもんが、今の彼らには大漁なのです。 - 「お前が助けてくれないうちは泳がんよ」
花澤くんは足を折ったみたいで、そこから体にガタが来ているような状態です。
前話のアナグマのようになってしまったんですね。 - 「それよりも花澤~星は一等見事だぞ!」
このコマが真っ黒なのは、花澤の視界だからです。
もともとの目の悪さに加え、弱っている花澤くんには星空が見えません。
(見えていないので、この問いかけを無視して会話を続けていますね。) - 見えていないので、「見たか!?」と問われても思い出すのは過去の流星ですね。
- でも、玉森くんの目に反射した星空なら見えますね。
- かつて望んだはずの「お前のいない平和な世界」は、「お前だけがいる地獄」の反語
- 最終2ページ、玉森のグレートーンが斜線になっていく
全編通して、「現在=グレー」「過去=斜線トーン」というゆるっとした使い分けがありました。
ふたりの生活の記録は瓶に閉じ込められ、過去のものになっていく…そんなイメージです。 - 『親愛なる氷川喜重郎様―』
夢野久作「瓶詰地獄」からの引用です。
本来「早く助けに来てください」と続くのですが、それがないのは花澤が「助けに来てほしくない」と思っているからです。
玉森くんは花澤を「俺がいなくなっても達者で生きろ」と言うタイプだと思いこんでいるのですが……。
実際は真逆でありました。
花澤くんは玉森くんのおかげでこの地獄を愛しているので、この世界と玉森くんを誰にも渡したくないと思っています。
「生まれた場所に帰ろう」なんて言葉も、むしろ「玉森との生活を永遠に閉じ込めてしまいたい…でも一緒に死んでくれとは言えない」という思いから吐いた嘘のようなものなのかもしれません。
博士にわざわざ「自分たちは幸せに暮らしている」と遺したのも、「これを遺しておかなければ、博士が時航機を造って自分たちを助けに来てしまうかもしれない」という懸念からです。
しかしよく考えなくても、博士の可能性以外に、玉森くんを奪う人はこの世界にいないわけで……。
その上で「玉森の全てが欲しい」と望んでいる花澤くんは、本当にできた人間でも善い人間でもない、愚かな男です……。
まぁ、花玉の玉森くんは花澤くんのそんな本心を知ったって、「しょうがない兄だなぁ!」と笑い飛ばしてくれると思うんですけどねぇ……。
まぁ、どうなんでしょ、玉森くんはそんな花澤くんの本心を薄っすらわかった上で、踏み込んでいないのかも。
まぁ、単純に花澤が自分の命を求めてくれるのが嬉しかったのでしょう……まぁ、まぁ……。
そういうどうしようもない前向きな心中の話なのでありました!

そして1万年後……。
花澤くんの思惑通り、博士は手紙を見て、ふたり(現在・1万年前共に)に水を差すのはやめよう…となるわけですね。
なんかワングー特典でなんか…みたいなお話は聞いているんですが、ワングー特典の花玉は実際読めていないので、花玉ちゃん+博士の関係性は参考にしつつ、なかったことにさせてもらっています……。
「来た時代に帰ろう」みたいなことを言って心中を促す花澤が描きたい……すべてはここから始まった物語でした……。
長い間ダラダラとお付き合いありがとうございました!
ほまに、最後まで描けて良かったです……!
では、次はまた、陰湿なお話でも描けたらいいですね……
ネ!







