※本記事は川玉漫画「心中」のあとがきです。
未読の方は以下または上記のリンクよりごらんください。
(リンクうまく貼れないがちなので、↑のがいいかも~)

あとがき

川瀬くんを救いたい!
そう、思ったんですけど……。
本当に、そう思っていたんですけど……。
最初は…もうちょっと明るい話だったんですけど……。

また悲しい話になってしまいました……っ!


小ネタ

【タイトル】

本当の玉森くんは、水上に奪われてしまいました。
でも最期の瞬間に、自分の中にいる玉森くんは水上にも奪えないのだと気が付きます。
そういう意味での、心中なのでした!

【解説など】

  • 冒頭「ドォン」
    砲撃の音です。

    実際の川瀬は既に戦地にいて、(おそらく朦朧と)地面に転がっています。
    ここから終盤までの全てが、川瀬が僅かな間に見た走馬灯です。
    この砲撃の音を、いろんな日の雷の音に見立てて、回想していきます。
  • 川瀬は雷雨の日は家に籠もりがち体質なのに、この日だけは玉森くんのために出てきてくれたんだと思います。(やさしい~)
  • 「それとも、俺に会うためにわざわざ口実作ってくれてるのかな」
    →これは、軽口じゃなくてガチの願望ですよね。
  • 汽車に乗っている川瀬
    玉森の時空超越の川瀬版のような、精神世界のような……。
    汽車のシーンで必ず左を向いているのは、進む時間を止められないイメージです(漫画は右ページから左ページに進行するので)。
    この道(軍医)を選んだのは自分だから、川瀬はただただそれを受け入れています。
  • この時の川瀬(幼)って玉森くんの手掴むかな?
    つ、掴むんだよ……。この時は……っ。
    本編でもお戯れのフリして触っていたので、ここぞという時は掴んでもいいかと……思いましたが……恋に落ちるタイミング考えたら厳しかったかもしれません……。
  • 「もう、君を殺してもいいかな」
    「君を殺さなくてよかった」と思った時の思い出の直後にそんなこと言うな。
    もう自分が長くないのを悟ったんですね。
  • 窓に映る軍人川瀬
    前髪の向きが正しいのは日本軍の帽子を被っている方です。
    現実の川瀬は軍医であり、これまで汽車に乗っていた川瀬の姿の方こそが鏡像でありました。
  • 枯れたヒマワリ
    なんでしょう…愛も羨望も憎しみももう終わったのだというような…抽象カットです……。
  • 玉森くんのつまらない話とのリンクについて
    男=川瀬、旧友=玉森に見立てています。
    が、川瀬は最初から、もう死のうと思って手を挙げています。
    だから撃たれた時は、予想通りになったという安心と、玉森くんの鼻を明かしてやった清々しさと…という感じです。
    犬が助けに来る話ではなく、友が助けにくる話を選んで回想しているあたり、川瀬くんもほんのちょっとだけ、期待していたところがあるのかもしれません。(特に君がため以降なので…)
  • 「つまらないよ、玉森くん」
    川瀬は玉森の話を「現実味に欠けるからつまらない」と評していましたが、現実もつまらないものでした
    玉森くんのお話もつまらないし、現実もつまらない。
    人生や世の中そのものに対して、玉森くんにぼやいています。

つまらない話なのでつまらなくていいにしても、本当につまらない話しか思い浮かばなくて苦しみでした。
本当の玉森くんは、もっと面白い物語を書くと思います。(ごめんね…)

小ネタは、そんな感じでした……!

私はこんなことを考えてましたというお話でして、別にこちらが正解というわけではありません!(二次創作なのに正解も何も…であります!)
難解で分かりづらい話ばかりですし、自由に解釈していただければと思います!

長くなりました……。

こんなところまで読んでくださって、本当にありがとうございます!
次くらいは明るいお話を描いてみたいです。
た、楽しみにしていてください……。

では…では……。